快気内祝いに適した贈り物

快気内祝いを贈るのはどんな時?

病気や怪我で入院してしまったときなどにお見舞いをいただくことがあります。その返礼にはいくつかの種類があり、どれを選択したらいいのか迷ってしまうことがあるかもしれません。

心配してくれた人たちに、「治りましたよ!」という報告とともに、お礼の気持ちを伝えるのが快気祝いです。では快気内祝いとはどんな時に行うのでしょうか?退院はしたけれど通院がまだ続く、自宅療養が必要など、良くはなったものの全快していない場合には「快気祝い」ではなく「快気内祝い」を贈ります。「御見舞御礼」は、快気内祝いと同様に使われることもありますが、まだ退院に至っていない場合やリハビリ施設へ転所など、病状にかかわらず、返礼をしたい場合に使われます。

いずれの場合も、お見舞いをいただいたりお世話になった人へ、支えてくれた感謝の気持ちを込めて贈るものですが、それぞれ意味合いが少しずつ異なりますので十分注意しましょう。

快気内祝い、なにを贈るべき?

贈る品物は、病気や怪我があとに残らないことを願い、消えてなくなるものが良いと言われています。溶けてなくなるお砂糖、チョコレート、飲み物のセットや、また手軽に食べられてあとに残らないクッキーなど、お菓子の詰め合わせなどもよく選ばれています。また、病気を洗い流す、の意味から、石鹸や洗剤、入浴剤なども縁起がいいとされています。商品券やギフトカードも人気がありますが、金額がわかる商品券などは目上の方には失礼にあたりますので、避けた方が無難です。

快気内祝いはできれば繰り返したくないお祝いです。病気や怪我がまた起こることのないように、水引は一度結んだらほどけないという意味のある、紅白の5本か7本の結び切りのものを選びましょう。